今回はプログラミングに必要なツールの紹介として、広くプログラミングに使われているエディタVisual Studio Code(以下VSCode)のご紹介と、インストールなどの解説をしていきます。
VS Codeは無料かつ軽量でありながら、豊富な拡張機能と活発なコミュニティを備えています。本記事では、これからVSCodeを初めて触る方向けに、動作環境の確認から各OSごとのインストール手順、そして初回起動後の基本設定までをわかりやすく解説します。
Visual Studio Codeとは? 特徴と動作環境について
VSCodeはMicrosoftが開発・提供するオープンソースの多機能エディタです。プログラミングに特化したエディタのひとつであり、標準的なテキスト編集機能の他、キーワードを色変えしてコードを見やすくしたり、制作したプログラムをテスト実行する機能などを備えています。軽快な操作感と、5,000以上もの膨大な拡張機能によって多くの言語に対応でき、また自在なカスタマイズが可能な点が特徴です。
2024年のStack Overflow開発者調査では最も人気のあるエディタに選ばれ、実際多くの開発現場で活用されています。これらの理由から、初めてのプログラミングエディタとしても安心しておすすめできるツールと言えるでしょう。
VSCodeの動作環境
動作環境は以下のとおりです。・CPU:1.6GHz以上デュアルコア
・メモリ:最低1GB(4GB以上推奨)
・ストレージ:200MB以上の空き容量
・OS:Windows 10以降、macOS 10.11以降、Ubuntu 18.04以降
Windowsでのインストール方法
1. インストーラのダウンロード
VSCode公式サイトのダウンロードページにアクセスし、Windows用のインストーラexeファイルを選択して保存します。2. セットアップの開始
ダウンロードした.exeファイルをダブルクリックするとインストーラが起動します。最初に表示されるライセンス条項画面で内容を確認し、問題がなければ「Next」をクリックして先に進みます。デフォルトのインストール先が表示されますが、必要に応じて変更が可能です。 また、「Add to PATH」にチェックを入れると、コマンドプロンプトから`code`コマンドでVS Codeを起動できるようになります。
macOSでのインストール方法
1. アーカイブをダウンロードする
VSCode公式サイトのダウンロードページにアクセスし、mac用のファイルを選択してダウンロードします。2. 「アプリケーション」フォルダに配置する
zipファイルを展開し、表示された「Visual Studio Code.app」ファイルを「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップします。これでインストールが完了します。3. 認証を行う(表示される場合のみ)
「アプリケーションを変更するには、管理者の名前とパスワードが必要です」というダイアログが表示される場合、「認証」ボタンをクリックし、管理者の情報を入力して認証を行います。Ubuntuでのインストール方法
1. DEBパッケージを入手する
VSCode公式サイトのダウンロードページからdebパッケージをダウンロードします。2. インストールコマンドを実行
上記インストーラを置いたディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。
sudo apt update
sudo apt install ./(ダウンロードファイル名).deb
sudo apt install ./(ダウンロードファイル名).deb
初回起動と基本設定・日本語化方法
ここからは初回起動についてと、最初にしておくと便利な設定をいくつかご紹介します。初回起動とチュートリアル画面
インストールを行った実行ファイルやショートカットなどからVSCodeを立ち上げてください。起動すると「ようこそ」画面が表示されます。ここには公式ドキュメントや入門ガイドなど、使い始めの際に必要な情報にすばやくアクセスできるリンクがまとまっています。
VSCode日本語化手順
初期画面は英語の表示になっていますが、UIを日本語化する拡張機能をインストールすることで日本語化できます。手順は以下の通りです。
1. サイドバーの拡張機能アイコン(四つの四角形)をクリック
2. 上部の検索バーに「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」と入力
3. 該当の拡張機能を選び、インストールボタンをクリック
4. インストール完了後、エディタを再起動するとUI全体が日本語表示に切り替わります
設定画面の開き方とおすすめ初期設定
VS Codeの「設定」パネルでは、検索バーに項目名を入力して各設定を変更できます。設定画面の開き方はメニューの「ファイル」→「ユーザー設定」→「設定」から開けます。
ここでの設定項目は非常に多岐にわたりますが、最初に設定しておくと便利な項目をいくつかご紹介します。
・Editor: Font Size:フォントサイズをポイント単位で指定します。
・Editor: Tab Size:タブ文字を何スペース分として扱うか指定します。
・Editor: Format On Save:ファイル保存時に自動でコード整形を実行します。
・Files: Auto Save:自動保存のタイミングを選択します。
・Files: Auto Save Delay:自動保存までの待機時間をミリ秒単位で指定します。
・Preferences: Color Theme:配色テーマを選択します。ダークモードにしたい場合も、ここで該当テーマを選択します。
設定を行うには、画面上部の検索バーから項目名を検索するとスムーズに項目をみつけられます。
まとめ
この記事では、VS Codeの魅力や必要スペック、各OSにおけるインストール手順、そして初回起動後に行う基本設定を詳しく解説しました。これで環境構築は完了です。今後もVSCodeの基本的な使い方やおすすめ拡張機能の紹介など、V活用方法を紹介していく記事を企画していますので、よろしければそちらもご覧ください。
